2017年 07月 19日
赤い爪
読みたい本が次々に届きベッドの横に平積み状態になっている
長女が薦めてくれた<八咫烏シリーズ>
やたがらす~と読む
サッカー日本代表のマークに使われている三本足の大鳥である
古代中国から天界思想や人類創生にも関わり
その霊性は宇宙の秩序付けや神仙思想にもつながる深遠な存在だった鳥だそうだ
日本では神武天皇東征の折熊野の険しい山中を先導したのが
この八咫烏であった…と日本書紀に記されてるという
「烏に単(ひとえ)は似合わない」
「烏は主(あるじ)を選ばない」
「黄金(きん)の烏」
「空棺(くうかん)の烏」
漢字で書く「とり」と「カラス」の違いも初めて知った
20歳の現役女子大生が描き出すファンタジーの世界観に
大きな鳥が嫌いなキャサが夜な夜な引きずり込まれていく(笑)
庭仕事を諦め針仕事と文仕事に費やす数日間と決心した証
丁寧にベースコートを施し色は世間に抵抗する赤と決め浸る準備は整った
今の時代~黒やブルーが主流らしいが昔の女子はピンクか赤系しか選択肢はなかった
稲荷寿司を作る手としては
鎌で節くれだった指先の赤はビジュアル的にも滑稽だった(泣)
写真を撮る夫の肩が笑いながら震えていた
美味しければ良いそうだ~♪
by kurogure333
| 2017-07-19 16:42
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